歪んだ気持ち

2017年に妻が亡くなり、歪んだ気持ちをただ吐き出してゆくだけのブログです。

忘れ物

週末、家全体掃除機をかけ冬用の毛布や敷布を干し、夏物を洗った。クローゼットにそのままになっていた妻の洋服も外に出し片付ける準備もした。

いつもだらけてしまい中々やる気にならないが何とか体が動いてくれた。

埃のない部屋で過ごすのは気持ちいい。

 

2日後 洗濯物を取り込み忘れてる事に気付いた。 妻の生前ならそんな事あり得なかった。今は誰も取り込み忘れてる事を言ってくれないし手伝ってももらえない。

ぼーっとし過ぎて物忘れも加速してる気がする。

男としての価値 続き

よく参加者は怪物みたいなのしかいないとかそういうのを見かけるが 全くそんな事はなく 男性も女性も普通かそれ以上。

辛口な人だと文句を言うのかもしれないが 自分は人の事をとやかく言えるような容姿でもないし そういうのを抜きにしても皆さん綺麗だと思った。むしろ何故ここに参加したの?と疑問に思ったほど。

どのような内容だったか詳しくは触れませんが中間発表があって最後にマッチングといった感じでした。

何とかシートに自分の情報を書き込みお相手と交換し会話する。不利になるような事も隠さず正確に書きました。

結果、第一印象で気に入られる事も無く 当然マッチングもされず。

予想通りとはいえやはり落ち込みます。

これが現実でした。マイナス要素しかない男にわざわざ辛い思いをして付き合ってあげようなどという人は存在しないということでした。

もう男としての価値は無かったという事です。

 

男としての価値

私には同僚はいない 自営ではないが同僚はいないし 取引先の方々と交わす言葉は仕事や軽い世間話。 当然出会いなんてあるはずもない。

このままこの先女性と関わる事なく人生を終えるんだろうかと考える事がたまにある。

やもめなんだし仕方ないと思う一方 もう男としての価値は無くなった事の寂しさを正直感じている。

やもめの再婚というサイトを見つけ読んでいると離婚した方々とは違い 寡夫は再婚出来ないというような内容もあった。

どのような内容だったかは省く。読み終えて もう男としての価値は無くなったんだと考える一方 どこかまだそんな事はないまだ男として需要があって欲しいという願望も芽生えた。

色々みるうち婚活サイトに辿り着き 街コンや色々な出会いの場があるのを知った。

今特に再婚を考えてないが本当に価値が無くなってしまったのか試してみたくなり

手軽なものを選び参加することにした。

段取り

妻の生前は妻が色々な事を段取りしていた。

旅行先や遊びに出掛ける場所など。

男性って旅行が好きな人は多いのかな?自分はそんなに好きでもなく、妻に合わせて旅行もしていた。そういう所も妻は気に食わなかったようだが。

 

今では用事以外に出掛ける事もほぼ無くなったが、たまに遠出する用事が出来ると自分で全て段取りをしないといけなくなった。 出張が

無い仕事で普段は車で移動する為、近所に出かける際の電車に乗るの事すら一苦労の自分がである。

今ではICカードを使用しネットでチケットを予約したりと 段取りもましになってきた。

これが妻の生前から出来ていればと思ったが、そもそも妻は電車移動が嫌いでどこに行くにも車を出させるのを思い出した。

それこそ近所の薬局に行くのですら車で  と。

 

でも旅行先を決めたり宿泊先を調べたりとそういう事を率先していれば妻も満足していたのかなと今更ながら思う。

やはり自分は夫として失格だった、妻は不満を沢山抱えたまま亡くなってしまい  今問題だらけの自分達に試練を与えてるのかもしれない。

 

 

早死

よく離婚や妻に先立たれた男は早死するという話を聞く。

どういう根拠かは分からないが家事のできない男は栄養状態が偏り体を悪くして死ぬのか 妻が居なくなったダメージに打ち拉がれて弱っていくのか、そんなあたりだろうか。

あの人はあんな事があって早死し気の毒だとか そういう風に考えていたけど 今思えば逆ではないかと思う。

希望も楽しみもないこの世からさっさと居なくなれる。むしろ好都合ではないか。

自ら命を絶つような迷惑もかけずはやく生涯を終われるなら それはそれで有りなのではないかと考えるようになった。

忙しくする事で忘れようとしているが何もせずどっぷり悲しみに浸かりその時を待つのもいいかもしれない。