歪んだ気持ち

2017年に妻が亡くなり、歪んだ気持ちをただ吐き出してゆくだけのブログです。

妻の手は年の割には 綺麗だった。 小さくはなく女性にしては大きめな手で指は長く形も綺麗でシミもシワもなく爪の形も綺麗でマニキュアも映える爪だった。

そんな手を入院中お見舞いに行くとずっと握ったりさすったり 看護師さんの都合の良い時は一緒に洗ったり。たまに爪を切りヤスリで整えたり 毎日クリームも塗り綺麗な手を保っていた。

そんな手が好きだった事を思い出した。

仏壇の横に飾ってある写真にその綺麗な手も一緒に写っていた。 写真を嫌がる妻だったが もっと撮れは良かったと今更ながら思う。